就活で必ずやれといわれる自己分析。
そもそも自己分析なんかわからないし、必要があるのか?って人多いと思います。
結論から申し上げますと自己分析は
「就活においてかなり大事です!!!」
このサイトを読む上でも基礎の基礎となりますので、しっかり取り組んでください。
今回は私が就活時やっていた自己分析のやり方やオススメの本・アプリも併せて紹介していきたいと思います。
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目次
自己分析の心得
自己分析に取り組む前に、いくつか確認してほしい事があります。
どれも大切な考え方なので、しっかり読んでから次に進んでください。
自己分析に答えはない
就活全般に言える事ですが、自己分析に決まったやり方はありません。
これから紹介する方法も、あくまで一つの方法です。
何かを答えだと思わず、納得がいくまでいろんな方法を試してみてください。
時間をかけよう
自己分析なんて、やろうと思えばいくらでも出来ます。
だからこそ後述する「自己分析の目的」を持つことも重要ですが
そもそも「一回で終わらせようとしない」事も大切です。
他己分析やES、面接をしていく中で、たくさんの新しい発見があります。
「自分はこうだ!」と決めずに、柔軟な姿勢を持ち、時間をかけて取り組んでほしいです。
目的意識を持とう
もそも皆さん自己分析の目的はしっかりで決めていますか?
就活において自己分析は大事だからとりあえずやってるということはありませんか?
目的のない自己分析は永遠に終わりません。
毎回、しっかりとした目的意識を持ちましょう。
自己分析の目的の代表例は以下の3つ。
- 自分のモチベーションの根源を知るため
- 企業選びの軸を作るため
- 面接で自分という商品価値を伝えるため
それぞれのフェーズ毎に目的が異なり、意識するポイントが変わってきます。
では次に自己分析のやり方について紹介していきたいと思います。
自己分析ってどうやってやるの?
自己分析の目的を理解したら、まずはその土台を作りましょう。
ここで行う作業は、あらゆる自己分析の基礎となります。
大まかな流れとしては
- 自分史を作る
- モチベーショングラフにする
- それを分析する
の3フェーズです。
それぞれ詳しく解説していきます。
(1) 自分史
まず自分の人生を振り返る作業から始めましょう。
自己分析をするにおいて材料集めをするイメージです。
幼少期~現在まで小さなことでも思い出せることは書きだしましょう。
具体的に書くこととして
・その時に起こった出来事(部活で優勝、病気etc)
・環境の変化(転校、入院、イジメetc)
・そのときの感情(寂しさ、惨めさ、成功etc)
この3点を意識して書きだしましょう。
(2)モチベーショングラフの作成
色々自己分析のやり方がありますが、私はモチベーショングラフを使って自己分析をしていきました。
先ほど振り返った自分史をもとにモチベーショングラフを書いていきましょう。
ここで注目してほしい点が
・出来事や環境の変化
・その時の感情の動き
この2点を意識しながらモチベーショングラフを書いていきましょう。
出来上がるモチベーショングラフはこんなイメージです。

(引用:リクナビ
(3)モチベーショングラフの分析
モチベーショングラフを書いたら次に分析に入ります。
ここから意識してほしいことは、冒頭に述べた自己分析の目的です。
自己分析の目的として
■自分を知るため
■企業選びの軸を作るため
■面接で自分という商品価値を伝えるため
がありましたよね。
それぞれの目的別に分析方法を解説していきたいと思います。
自分を知るため
そもそも自分への理解やその言語化が出来ていないと、ESも面接もこなせません。
ここで注目すべき点はモチベーションが高い部分や、下から上に上昇した部分です。
そのプロセスで起きた出来事や生まれた感情にひたすらなぜ?を問いかけてみましょう。
自分は無意識に何を求めていたのか。どうなりたかったのか、それはなぜなのか。
それらを通して「どんな時に夢中になれる」「出来事は違っても共通している自分の趣向」に気づけます。
自分でも知らなかった自分を探しましょう。
企業選びの軸を作るため
「客観的に自分に向いている企業」を探すのに使えます。
モチベーショングラフの高い所をひたすら深掘りをしていくとモチベーションの根源が見えてきます。
このモチベーションの根源は企業選びの軸にもなります。
○○に関する事なら頑張れる、楽しめる。
⇒○○が出来る業界はどこだろう?
モチベーションの高い所をひたすら深掘りして、モチベーションの根源を探しましょう。
業界の選び方はこちら☟
面接で自分という商品価値を伝えるため
こちらの目的の時の分析方法について説明していきたいと思います。
注目すべき点はモチベーションの低い部分です。
特に注目してほしい点は、モチベーションが低い所から上がっるプロセスです。
ここの出来事・感情の部分になぜ?をひたすら問いかけてみましょう。
ここで深掘りをひたすらしているとあなた独自の強みや行動特性が見えてきます。
それらは
- 過去(どこで生まれたものか)
- 現在(ガクチカでどう生きているか)
- 未来(入社後にどう生かせるか)
を彫り込むと、「売れる自分」が形になってきます。
他己分析をしよう
自己分析をして終わり!!!!・・・と思ったあなた。
自己分析で終わらせてはダメです。
なぜなら自己分析は自分の主観が入ってるため、自分で意識していることしか分からないのです。
あなたが無意識にやっていることが他人から見れば強みになっていることもザラにあります。
私は自己分析で15%くらいしか自己の理解が出来なかった印象です。
他己分析をしてもらいましょう。
出来るだけ多くの人に長い時間を使って深掘りをしてもらいましょう。
深掘りの仕方は先ほどと同じで【なぜ?】【具体的に?】を限界まで深掘ります。
もちろん友達、恋人、親、初対面の人、、、様々なタイプの人に他己分析してもらうとより視野が広がります。
(詳しくは他己分析の記事を参照)
自己分析・他己分析の整理
最後に自己分析・他己分析で出てきた価値観をまとめます。
出来上がるイメージはこんな感じ。

(引用:リクナビ)
共通の価値観が出てくると思うのでそこはピックアップしましょう。
また自己分析と他分析の結果が違った部分に関してはなぜ違うのか分析しましょう。
その他の自己分析法
冒頭でも申し上げた通り、自己分析に正しいやり方など存在しません。
人それぞれが、自分や他人が納得する人間像を掘り起こせるベストの方法を使用するべきだと考えています。
今回は、その中でも代表的な「人気の自己分析法」もまとめます。
自己分析にオススメの本
私は自己分析の本は使いませんでしたが、一般的な就活生の自己分析は本を使ってやるのが多いみたいです。就活生が主に使っている自己分析の本です。
1000の質問から自己分析を深めていきます。
モチベーショングラフとは違う形で、自己分析を可視化できるのでオススメです。
分析アプリ
最近は就活ツールも発展してきて便利になってきました。
自己分析のツールはたくさんありますが、その中でもオススメはキミスカです。

キミスカの特長は『適性検査』にあります。
- 性格の傾向
- ストレス耐性
- 協調性
- 業務に対する意欲度
- 仕事に対する価値観など
様々な側面からその人を分析し、自己分析を簡単に行うことが出来ます。
完全無料のサービスなので、この適性検査を用いて自己分析に役立てるのにもいいですね。
適性検査だけでも使えるので絶対に登録しておきたいサービスです。
キミスカの登録はこちら
【公式サイト】:https://kimisuka.com/
自己分析編まとめ
いかがだったでしょうか?今回は自己分析のやり方に紹介していきました。
自己分析は就活の方向性を決める上でものすごく重要になってくるのでしっかりと時間をかけてやりましょう。
自己分析がある程度完了したら、次は他己分析で論理を武装していきましょう!