【他己分析のやり方】自分の中身と外身を認識しよう

みなさんは、他己分析に関してどのようなイメージを持っていますか?

友達に「私ってどんな人~?」って聞くイメージでしょうか。

間違ってはいませんが、本質的でもありません。

今回は、就活で勝つための最強の他己分析をお伝えします。

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そもそも他己分析って何?

他己分析には、大きく分けて2つの種類があると考えています。

①自分の中身を知るための他己分析

②自分の外身を知るための他己分析

です。これらはそれぞれ目的が違います。

①では、「自分でも気づいてない自分のモチベーションや趣向」を知ることが目的。

②では、「実際の面接などで、初対面の人にどう映っているのか」を知ることが目的です。

特に②では、面接結果に大きく関わる対策をしますので、しっかり読んでいただきたいです。

それぞれ、具体的に解説していきます。

中身を知る他己分析とは?

中身を知る為の他己分析とは、「自己分析を通しても気づけなかった自分を知る」フェーズです。

まずは、これをやるべき理由を知りましょう。

なぜ中身を知る他己分析をやる必要があるの?

あなたが無意識に、自分を決めつけてしまうからです。

人間は、たくさんの主観を持って生きています。

『俺はこういう人間だ!』

『私はこれがやりたい!』

しっかり分析する前から、心のどこかで決めつけてしまっているんです。

何故それだとだめなのか?

面接で必要なのは、説得ではなく納得だからです。

「僕はこういう人間なんです!分かってください!」

と言ってもわかってもらえません。

相手があなたの話を聞いて、素直に納得出来る必要があるんです。

その為には、自己分析の段階で定期的に他者目線を取り入れ、客観的根拠を探していく必要があります。

友達や家族に手伝ってもらおう

お友達や親御さんに付き合ってもらい、「なぜ?」と深堀してもらいましょう。

テーマはガクチカや自己PR、あるいはESでも構いません。

他人に突っ込んでもらい、答えるという作業に意味があります。

例「歌手になりたかった」

就活生
歌手になりたかったんです
ポニョ
なんで歌手になりたかったの?
就活生
歌が好きだから
ポニョ
なんで歌が好きだったの?
僕も歌は好きだけど歌手にはなりたいと思ったことないよ?
就活生
確かに…
ポニョ
歌うのと聞くのどっちが好きなの?
就活生
歌うのが好き
ポニョ
きっかけは?
就活生
ライブで泣いたりとか、歌聞いて元気ついたりとか
そういうのすごいなって思って
ポニョ
じゃあ、人の気持ちを動かしたかったのかも?
就活生
おお…!他にも同じ理由で好きな事とかありそう…
そういう仕事とか探してみようかな…

みたいなイメージです。

「他人から見たらこんな疑問や違和感があるのか…」

「普段の自分と就活用の自分には、こんなにギャップがあるのか…」

などの発見がたくさんあります。

このような気づきを繰り返すことにより

自分が決めつけてきた自分(=主観)を

他人から見て納得感のある自分(=客観)に

修正することが出来ます。

このようにして中身を詰めた次は、外身を詰めていきましょう。

外身を知る他己分析とは?

外身を知る他己分析の目的は「初対面の人にどういう印象を持たれるか」を知る事です。

「中身を知る他己分析」では、親御さんや友人を利用しました。

今回の「外身をしる他己分析」では、初対面の大人を相手にします。

そして、この他己分析は今後のあなたの面接対策に大きく影響します。

どうか、しっかり目を通して頂きたいです。

なぜ外身を知る他己分析をやる必要があるの?

面接官に限らず、人間は最初の数分の印象で良し悪しを決めるからです。

実際、メラビアンの法則というものがあって…

他己分析_メラビアンの法則

参照:モチラボ

このように、見た目>声>内容で印象が決まってしまうのです。

面接官は、あなたがどんな人生を送ってきて、どんな性格で、どんな声なのかを全く知りません。

ですから、最初の印象が大きな判断基準になってしまいます。

自分はクールだと思ってたけど、ただの暗い学生だと思われてたら結構きついですよね。

ですから、初対面の大人に自分がどう映るのかを知っておく必要があります

初対面の大人に聞いてみよう

面接での印象を知る事が目的ですから、面接と同じく初対面の大人に聞くのがベストです。

聞きたいことは

  • 話す前の自分の印象
  • 話した後の印象の変化

の2つ。詳しく解説します。

【①話す前の印象】

これは、見た目や姿勢などの佇まいが影響しています。

前述のとおり、ここで結果のほとんどが判断されますし、逆に考えるとここをコントロールするだけで通過率を向上させることが出来るんです。

覇気がないと言われたら髪の毛を上げてみるとか

自信がなさそうと言われたら軽く眉毛を整えてハキハキ話す練習をするとか

社会人の目線から、第一印象の課題と対策を知ることが出来ます。

【②話した後の印象】

これは、話し方やガクチカを通してどのように印象が変わるか?の部分です。

第一印象と話す内容にどれだけギャップがあるのか。

話したことによって印象は良くなるのか、悪くなるのか。

これらを客観的に把握することで、いくらでも対策は出来ます。

①の対策は見た目や表情で。②の対策は話し方や内容でいくらでも操作できるんです。

対策をしたら、狙い通りの印象を作れているか、また別の大人に聞いてみましょう。

初対面の大人に聞いてみよう

面接は、社会人が相手となり行われます。

となると、知りたいのは「大人から見たあなたの印象」です。

これを最も簡単に知る方法が、キャリアアドバイザーを利用する事。

後述しますが、オススメはキャリアスタートです。

キャリアアドバイザーに聞くべき2つの印象

キャリアアドバイザーとの面談で聞きたい事は

  • 話す前の自分の印象
  • 話した後の印象の変化

の二つです。

キャリアスタートがオススメの理由

なぜキャリアスタートがオススメかというと、

  • 独自ツールを用いた自己分析が出来る
  • 面接対策をしてもらえる
  • オンライン面談や、コロナ対策万全のオフライン面談が選べる
  • リクルートや楽天などの内定実績あり

などの要素があるからです。

今回はあくまで「他己分析の手段」としてキャリアアドバイザーをご紹介していますが、それ以外の要素もここまで満たしてくれる所は見かけないので、オススメです。

※企業を紹介されたらそこに行かなければならないわけではありません。自分の人生の重要な選択なので、あらゆる可能性を視野に入れてフラットに考えましょう。

他己分析まとめ

いかがでしたか?

他己分析がめっちゃ大事な理由が少しは伝わりましたでしょうか。

この記事を読んだ就活生が1,000人だっととしても、実践するのは10人くらいだと思います。

こうやって、倍率100倍を突破出来る人と出来ない人の差が生まれていくんです。

どうか、あなたが前者である事を願います。

自己分析と他己分析は、一回で終わるものではありません。

内定を取るまでは、あるいは取ってからもやるつもりで、コツコツこなしましょう。

ある程度自分について言語化出来たら、いよいよ志望する業界を探していきます。

【志望業界の決め方】志望業界決めで重要なのは自己分析

2020年2月3日

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