【論理的思考力】頭が良くなくても論理的にみせる方法

就活生
学歴や頭の良さに自信がないからGDが怖い…
就活生
コンサル興味あるけどケース面接が…

そんなあなたを悩ませるキーワードが「論理的思考力」

「論理的思考力は頭が良い人の生まれ持った才能」だと思っていませんか?

実は「どう見せれば論理的か」を考えれば、就活では頭が良くなくても評価されるんです。

現に、普段から結論から話せず話題もコロコロ変わってしまうような私でも、外資コンサルのGDやケース面接を突破しています。

今回は、ケース面接やGDのハードルを少しでも下げられるよう、「論理的思考がある風に見せる方法」をお伝えしましょう。

この記事を読めば、あなたも「論理的な人」だと思われるようになります。

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論理的ってどういう状態?

「論理的思考」って言葉から逃げずに、いったん向き合ってみましょう。

ケース面接やGDにおける「論理的」というのは、本当に簡単に言うと「飛躍してない事」を指します。

つまりケース面接とは「問題を解く時に飛躍してないかを見る面接」です。

裏を返すと、飛躍してない事さえ伝われば突破出来る面接。

これはGDも同様です。
「実際に頭が良いか」「実際に普段論理的な考え方をしてるか」は一切関係ない。

ここだけは最低でも抑えてください。

あなたがやるべきなのは「論理的な人になる」ことではなく「論理的に見せる工夫」をすることです。

フォーカスするのは「どんな答えを出すか(結果)」ではなく、「どう答えを出すか(プロセス)」なんです。

最初に抑えたい2つの論理的ルール

前述の通り、頭の良さに自信がない人にとって重要な視点は「どう見せれば論理的(飛躍してない)と思われるか」です。

今回は、その為に最初に抑えたい2つの要点を例としてお伝えします。

私がBIG4の選考で実際に出された「大手町のスタバの売上を1ヶ月で上げるには?」というケース問題を使いましょう。

言葉をちゃんと定義しよう

話が逸れますが、あなたにとって「幸せ」ってなんですか?

色々あると思いますが、人によって違いますよね。

ここがズレた状態で「幸せになるには」を話し合っても、「あなたにとってはそうでも相手にとっては違う」というズレ現象が生まれます。

なので、先に「言葉の定義」をする必要があるんですね。

ズレたまま話を進めると、「なんでそうなるの?飛躍してない?」と思われる。

今回の問題でいうと…

大手町のスタバ=周りはオフィスビルがほとんどかな。

大手町のスタバのお客さん=「大手町に勤める人」と「大手町で商談がある人」かな?
大体がサラリーマンだと思うからその前提で話を進めよう。

1ヶ月で=店の工事とかそういう事は出来ないな…。

上げる売上=1日単位だと曜日によって変わるから、1週間とかにするか。

みたいなこの問題を解くうえでの設定を、最初にしっかり決めることが大切です。

要素分解で問題をカンタンに!

「売上を上げろ!」って急に言われても、難しいですよね。

こういう時は、「売上の要素を分解」すると分かりやすくなります。

売上ってどう成り立つんだ?
そもそもお客さんの数は大事だよな…
あ!お客さんの一人当たりの平均売上に、お客さんの数をかければ売上じゃね!?

ってな感じで「売上=客数×客単価」としてみるわけです。

客数も、テイクアウトと店内利用じゃ回転率が違うよなー。

客単価も、ドリンクの他にフードもあるよなー。

1週間って、大きく分けて平日と休日があるよなー。

みたいな感じで、どんどん分解していくんです。

売上の中でも、何を上げれば良いのか見えてきませんか?

解く問題を分かりやすくする

「言葉の定義」と「要素分解」をしただけで、「大手町のスタバの売上を1ヶ月で上げる」という問題が

サラリーマンがメインのスタバ。
→仕事の前後か休み時間がメインの利用

売上=客数(①テイクアウト+②店内利用)×客単価(③コーヒー+④フード)

だから、①〜④のどれかを増やしたい。

これを、休日と平日に分けて考えていく。
1か月以内だから、店を大きく改造したりはせずに。

という問題に生まれ変わります。

いつのまにか「売上を上げるまでにどう考えたか」「公式化」してるから、相手の面接官はあなたがどう考えたのかをしっかり理解出来ますね。

実際のスタバがどうであれ、あなたが「大手町のスタバ」をどうイメージしてるかも分かる。

「1か月以内」も、店を変えられないという言葉に置き換えたから無視してない事が分かる。

このように、「あなたの頭の中を共有する」事が、論理的だと思わせる為の大事な第一歩です。

プロセスを学ぶために本を読もう

前述した要素は、あなたが論理的だと思ってもらう為の第一歩でしかありません。

これ以外にも抑えたいポイントはいくつかあるので、必ず本での勉強はやってください。

さっきお伝えしたような「論理的に見せるためのヒント」がたくさん載ってます。

本に書いてある例題をもとに、どのように問題を定義するか。要素を分解するのか。

そこだけを抜き取り、再現するだけでかなり上達します。

初心者にオススメなのは「東大生の書いたケースノート」です。

さっきみたいな「売上=客数×客単価」みたいな分解法がたくさんまとまってて便利です。

普段から論理的に考えてみよう!

本で「論理的に見られる解き方」を学んだら、オススメなのは実生活で「論理的な考え方」を使ってみる事です。

自分の大学の入学者を増やすには?
バイト先の売上を上げるには?

みたいに、勝手に作って勝手に解くと、定義付けや要素分解の考え方が身につきますし、そのスピードも上がります。

論理的思考まとめ

今回お伝えしたかったのは

・「論理的」とは「どう解いて見せるか(プロセス)」

・ある程度、そのルールは決まっている

の2つです。

この記事を通して、少しでも面白そうと思ったり、出来そうだと思った人は、本格的に勉強してみてください。

仮に上手くいかなくても、この考え方はGDなどで必ず活きます。

特に外資は、留年や低学歴にも優しい業界なのでオススメですよ!

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