【面接対策/準備編】面接官目線でロジックを組もう

就活における最大の壁である面接。

私自身、1次面接すら通らない時期を長く過ごし、苦しみました。

ネットの通りなぜ?を繰り返してドツボにハマった…

いろいろ試したけど面接がうまくいかない…

って人いませんか?

今回はそんなあなたに、全く新しい面接の考え方と対策を共有します。

面接対策基礎編として読んでください。

*例のごとくこれは一つの考え方なので、自分の頭で考えながら、鵜呑みにせずに読み進めてください。

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面接で重要な認識

面接対策の説明をする前に、皆さんにお伝えしたい事があります。

それは「面接ではあらゆる要素が変動する」という事。

面接官は毎回違います。

受ける業界や企業も違います。

そして、面接を受けるあなたの人間性や人生、考え方も、他の方々と大きく異なるでしょう。

以上の要素から、「過去の面接質問例だけを集めて、答えを用意するのはある意味不毛」という事を分かってほしい。

なぜなら、これらの質問集は「他人の人生を参照して、あらゆる企業が聞いた質問」だから。

ここだけを断片的に抜き出し、個別対策をした所で、回答の一貫性が保てません。

もちろん、過去の質問例をうまく利用して対策する部分も一部あります。

しかし、それだけだと「特定の企業を通過できるあなた」を作ることは出来ません。

あくまで大切にしてほしいのは

「あなたの人生」「受ける企業のニーズ」の2つです。

この前提を踏まえ、以降の記事を読んでいただけると幸いです。

面接官の疑いの目を理解しよう

面接官は、あらゆる疑いの目を持ってあなたを深堀ります。

恐れる必要はありません。

どんな疑いの目を持ってるのかを想像し、その不安を解消してあげればいいのです。

いわゆる「面接官目線」ですね。

ここでは、その中でも代表的なものを紹介します。

ミーハーなんじゃないの?

お菓子や化粧品などの有名なBtoC企業、その他大手企業。

実際問題、これらの会社にはミーハー就活生が多く集まります。

商材への深い理解やビジネス視点を持たずして彼らが入社してしまうと、イメージとビジネスのギャップにやられてすぐに辞めちゃうかもしれませんよね。

せっかくお金をかけて採用して、「思ってたのと違ったわw」とすぐに辞められたら困ります。

あなたは「自分はミーハーじゃない」という事を伝えなければいけません。

言うのはタダじゃん?

グローバルで働きたい。

世の中を○○したい。

このようなスケールの大きい言葉は、言うのはタダです。

それが入社後に実際出来るとしても、「ただ凄そうなこと言ってるだけの人」は高いモチベーションで取り組んでくれなさそうですよね。

せっかくお金をかけて採用したのに、全然活躍してくれなかったら困ります。

あなたは自分の人生を参照しながら、「本当にこれがやりたいんだ」と伝えなければなりません。

入社後にお金を生んでくれる?

新卒採用ってのは「ポテンシャル採用」です。

学生が将来、自分の会社でお金を生んでくれるか。そのポテンシャルがあるかを見ています。

つまり、面接官は自分の会社の仕事をイメージしながら、学生と照らし合わせて判断するはず。

そこを逆手に取り、入社後の仕事をしっかり理解した上で、そこで成果を出せるあなたをアピールするだけで勝算は上がります。

  • ポテンシャルを見せる
  • 実際の仕事で活躍する姿をイメージさせる

この認識が非常に大切なんです。

面接対策はどこから始めればいい?

面接官目線を持ったところで、具体的な対策に入っていきましょう。

といってもなにから始めれば…

ってなるでしょうから、ちゃんと説明します。

面接が何を元に進むかを考えてみてください。

経験上、多くの場合が「ES」「面接の最初に話したこと」だと思います。

「面接の最初に話したこと」ってのは

  • 「学生時代に頑張ったことを教えてください」
  • 「1分程度で自己PR(自己紹介)をお願いします」
  • 「志望動機をお願いします」

みたいなやつです。

これらに関しては別の記事でしっかり解説するとして、今回は「ESでどうやって面接対策するか」をお話しします。

3点ロジックで面接対策してみよう

これは完全に主観ですが

過去軸・現在軸・未来軸

の3点ロジックで対策すれば、結構な割合で深堀に耐えられます。

一般的には「なぜを繰り返す」という対策法が有名ですが、個人的には3点ロジックの方がスピーディに要点を抑えることが出来ると思っています。

ここからは、その具体的な例を挙げましょう。

面接官の疑いの目を解消するというのがキーワードですよ。

強みの3点ロジック

例えば、皆さんがゲロほど書いたり話したりしている「強み」

これは「現在持っている強み」ですよね。

面接官の「お金を稼いでくれる?」って視点を満たすために、「それが入社後どう活きるか(未来軸)」を用意しておきます。

「それ本当に強み?言うのはタダじゃん」って視点を満たすために中学や高校などから「その強みを培った経験(過去軸)」も引っ張り出しましょう。

同じ視点から「現在軸でその強みが良きた別の経験」も用意すると良いですよね。

志望動機の3点ロジック

志望動機に関しては、ミーハーじゃない事を伝えるために

「入社を手段とした目的意識を持とう」とお話ししました。

詳しくはこちらの記事で解説してます。

「世の中を○○したい」「○○な環境で活躍したい」

これって、未来軸の話ですよね。

ですから、足りないのは過去軸と現在軸の2つです。

面接官の「本当に○○したいの?言うのはタダやん」という疑いの目を解消するために、「同じ目的意識やモチベから学生時代取り組んだこと(現在軸)」を用意すると楽です。

これがガクチカだともっと楽ですよね。

だって、「入社してまでやりたい事なんだから、そりゃ学生時代もその目的を追った活動してるよね?」って思いません?

現在軸をクリアしたら、次は過去軸

「その思いやモチベはどこで生まれた?⇒原体験」も準備しましょう。

その他

他にも、たとえばゼミやガクチカの

「なんでそれを始めたのか」のモチベーション部分を現在軸と設定し

そのモチベ(現在軸)と入社後の仕事のモチベ(未来軸)をリンクさせて説得力を強化したり。

そのモチベの源泉を言語化したり(過去軸)

あらゆる要素を3点ロジックで用意しておけば、一旦は土俵に上がる事が出来ます。

ESに書いた事実やモチベ、考えをピックアップし、3点ロジックで考えてみてください。

3点ロジックの最重要事項

3点ロジックの強みでもあり落とし穴でもあるのが

「現在軸のモチベーションの一貫性」です。

「ゼミにはこんなモチベで取り組んだ」

「ガクチカにはこんなモチベで取り組んだ」

これらがあまりに乖離していると、「結局君は何がやりたい人なの?」となってしまいます。

  • 「やってきたことは違うけど、根本の根本はこの思いがあるんだよ」
  • 「この思いは過去のこういう経験から生まれたんだよ」
  • 「だから私は、御社を通してこれを実現したいんだよ」

この一貫性を保つための3点ロジックです。

就活面接まとめ

今回は、面接官目線に立って3点ロジックで対策するというお話を中心にしました。

なぜ?を繰り返してドツボにハマった人や、いろいろ試したけど面接がうまくいかない人。

ぜひ一度、試してみてください。

次回は「最初に話す自己PRやガクチカで面接をコントロールする方法」について解説します。

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