就活において必須のスキルが質問です。
そう。質問はスキルなんです。
- 面接での逆質問
- 社員座談会
- OB訪問
これらの場面では、「選考に関係ありません」という建前の元、秘密裏に優劣の評価がなされています。
OB訪問や座談会って、ただ質問して答えてもらうだけやん!
どうやって評価されるんや!
そう。まさにその質問の内容で評価されています。
つまり、良い質問をするだけで優秀と思わせることが出来ますし、反対に悪い質問をすると一気に低評価を下されるんです。
まずは、その悪い質問について考えてみましょう。
スポンサーリンク
悪い質問とは?
就活生が聞きがちの質問例をいくつか列挙しますので、まずはご自身で考えてみてください。
御社の強みはなんですか?
自己分析ってどうやれば良いですか?
企業分析のコツを教えてください
この中で、悪い質問はどれだと思いますか?
…正解は「全部悪い質問」です。
なぜ悪い質問なのか。
この記事を読み終わってから、もう一度考えてみてください。
今からお伝えする「良い質問の条件」を習得したあなたなら、きっと気づくことが出来ると思います。
良い質問の条件とは
では、良い質問とは具体的にどのようなものなのでしょうか?
私自身、就活中はそれらをフレームワーク化する事に大変苦労しました。
そしてたどり着いた要素が5つあります。
あくまで一つの意見ですが、順番に解説していきます。
考えて、仮説を持ったか
「○○という疑問に関して、私は△△ではないかと考えたのですがいかがですか?」
と、しっかり考え仮説を持ちましょう。
考える事ってめんどくさいですよね。
考えるのも調べるのもめんどくさいから、人に聞いて解決しちゃいたくなるんです。
それを、目上の人にやったらどうなると思いますか?
PDCAってなんですか?
さっきおっしゃってたこれってどういうことですか?
このような質問をするだけで
「私は考えることも調べることも出来ません。めんどいから教えてください。」と言ってるようなものなのです。
それに、このような「WHAT」「HOW」系の質問をされた人は、一体どこからどこまで伝えればいいのか分かりません。
「あなたの人生ってどんな感じだった?」って聞かれても、困りますよね。
結論ファースト
「○○についてお伺いしたいのですが…」
と、何について聞きたいのか、大枠だけでも先に伝えましょう。
私は将来英語を使って仕事がしたいと思っています。しかし、現状は全く話せません。そこで、大学3年の後期からTOIECの勉強を始めました。4年の前期には大学の単位も取りきる予定なので、後期は半年間の留学をしたいと考えています。御社で海外赴任をするためには…
(先に質問を教えてほしいなぁ・・・)
みたいな事が平気で起きます。
何について聞きたいかを伝える前に、長々と前置きを話してしまう。
「結局何について聞きたいの?」と、相手はストレスを感じます。
Yes or Noで答えられる
『これは○○という認識で正しいでしょうか?』
これは良い質問の究極体です。
YESかNOで答えられる質問をゴールにしてみましょう。
相手にとって最も楽で、答えやすい質問ですし 、あなたが最も知りたかった事を知れる最高の聞き方です。
答えがNoの場合も、しっかり補足をしてくれると思いますよ。
質問の意図は?
これは逆質問やOB訪問、リクルーター面談で気をつけたい事。
『それ聞いて何になるのよ笑』 みたいな質問は、 『質問する事で評価されようとしている』ケースが多いです。
評価されたいなら、質問の仕方と中身で勝負するべきです。
面接の質問まとめ
上記5点を意識して、試しに1つ質問を作ってみてください。
下手したら30分以上かかります。
そう。本当の質問はそんなに簡単に作れないんです。
逆に、ここまで『練り上げた質問』が評価されない訳が無いんです。
私自身、就活を始めた当初は「悪い質問」を繰り返していましたが、これらの良い質問を徹底するようになってからは座談会でリクルーターがついたり、面接における逆質問で高評価を頂けるようになれました。
あなたも、良い質問を通して優秀だと思わせる就活生を目指してみてください。
優秀だと思わせる方法は他にもあります。