エントリーシートを書く上で必要になってくるのが「志望動機」
志望動機を書くために必要なのは?
そう。「企業研究」です。

って方も多いと思います。
今回は企業研究のやり方を具体例を合わせながらポイントを紹介していきたいと思います!
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目次
企業研究の目的は?
企業研究を始める前に、明確なゴールを設定しましょう!

と思われてる方もいると思います。

まず初めに、企業研究の目的をしっかり理解しましょう!
志望動機を作るため
企業の面接では、「なぜあなたの会社に行きたいのか」を志望動機を通して伝えます。
志望度を伝えるためには、志望動機を具体的にして、面接官が納得できるようなものにしなければなりません。
・「経営理念に惹かれた…」
・「働いてる人がいい人が多いから…」
のような薄い志望動機だと志望度を伝えられないので、ちゃんと企業研究をしましょう。
自分のやりたいことを探すため
就活を始めたばかりの就活生は

って方が多いと思います。

企業がどのようなことをやっているのかを知ることで、やりたいことが見つかってくるでしょう。
企業研究のゴールは?


全てを細かく調べなくて良い
大企業であればあるほど、事業の幅が広く全てを1から10まで調べるのは不可能です。
自分が興味のある事業について1つでも詳しくなればそれだけでも内定レベルです。
実際私は、IT系企業のヘルスケア部門だけ調べて複数内定を頂いています。
余力があれば、関係ない事業まで調べましょう!
就活の軸に沿った部分を詳しく
就活の軸を固めるのは絶対ではありませんが、軸があった方が企業研究するのは「楽」です。

引用:https://8cross.com/column/re-place-ads/
画像のように就活軸を固めていきます。
就活の軸を固めておけば、企業研究を最小限に抑えることができます。
詳しい就活の軸の作り方についてはこちら☟
企業研究って何を見ればいい?


業界地図/ワンキャリアの業界研究コラム
この2つは『企業』を知るというより『業界』を知る作業です。
業界地図、ワンキャリアのコラムを通して行います。
この2つの媒体は、業界についてわかりやすく、簡潔に書いてあります。
企業HP
王道ではありますが、企業のHPは詳しく書いています。
大手企業であれば各事業ごとにページが用意されているので、自分の就活の軸に当てはまるところだけみましょう。
私の場合、就活の軸はヘルスケア事業だったので『○○(企業名) ヘルスケア』のように検索していました。
企業のIR情報
IRとは、投資家向けの情報です。
ここでは会社全体や事業に関する詳しい戦略(=これまでとこれからの目標)を知る事が出来ます。
業界地図、ワンキャリアのコラムに比べて詳しく書いてあります。

企業研究のやり方は?
先ほど言った通り、企業研究は「自分の軸に関わる部分」だけでいいんです。
ここからは、私の就活生時代の例を挙げて説明しますね。



3C分析をしよう!
3C分析って聞いたことありますか?
知らない人のために説明文を載せておきます。

『3Cとは「市場・顧客(customer)」「競合(competitor)」「自社(company)」の頭文字。』引用:https://www.truth-inc.com/marketing/mba-glossary/management-strategy/3c
このように3つのCに注目して企業研究を進めていきましょう💪
富士通のヘルスケアソリューションである電子カルテを例に説明したいと思います。
自社(company)
まずは自社(受ける企業)について調べていきましょう。
ここでは自社の特徴(シェア、収益性、資源など)を調べます。
ここでも、富士通の電子カルテを例に挙げます。

引用:九州医事研究会ニュース
典型的なシェア率を例に出してみました。
こちらに書いてある通り富士通の電子カルテには『国内シェアNO.1』という特徴があります。
カルテが一位の富士通なら、医療が軸の私にも関係しそうです。
このような自社の特徴をHPやIRから特徴をつかんでいきましょう。
市場・顧客(customer)
ここではその事業の市場、ターゲット顧客について調べていきます。
まず市場について見ていきましょう。
今回は『電子カルテの市場』を例に説明していきたいと思います。

引用:日経XTECH
こちらは電子カルテの市場データです。
注目すべきポイントは『今後この市場に需要があるか』です。
市場的に需要があれば、これからも企業が注力していくでしょう。
『○○ 市場』と検索すれば出てきます。
○○には自分が調べたい市場を入れましょう。
次にターゲット顧客です。
その事業のターゲット顧客を調べましょう。
富士通の場合は、『大規模病院に強い』です。
逆にNECとかは『中小病院に強い』んですよね。
基本的にターゲット顧客に関してはIRや事業のHPに書いてあります。
ターゲット顧客とは例えば、先進国、発展途上国、大規模、中小…のようなものです。
競合(competitor)
競合他社比較は企業研究において非常に大事です。

まず自分の就活の軸から選定した事業とかぶっている会社を洗い出し、差別化していきましょう。
◆競合他社との差別化例
・シェア率
・ターゲット顧客
・持ってる事業の違い
などなど差別化要素を探していきましょう。
今回は前回のシェア率で競合他社も出ており差別化できているので具体例は今回は割愛させていただきます。
仕上げはOB訪問
企業研究をする上でOB訪問は徹底してやってほしいです。
先ほど競合他社の差別化例を出させていただきましたが、競合他社の差別化は非常に難しいです。
また現場レベルの業務理解をするために、現場の人にはお話を聞いておくべきです。
その会社に行きたいのであれば絶対にOB訪問はしてください。
OB訪問について詳しくはこちら
企業研究のやり方まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は初心者向けの企業研究のやり方について紹介していきました。
企業研究のコツを早くつかんで、就活成功させましょう!