【IT就活】留学中止からの就活モード!必勝法は自己分析

スポンサーリンク

Mさんの就活スケジュール

皆さん、サイバーセキュリティ業界をご存知でしょうか。今回は、みなさんが良く知るIT企業とは少し違った視点を持つ企業に内定したMさんにお越しいただきました。
Mさんは留学準備から一転、急遽就活することとなる波乱の幕開けを体験しています。

キャリオン

Mさん、本日はよろしくお願いします!

Mさん

サイバーセキュリティ業界大手から内定を頂きました、Mです。よろしくお願い致します。

内定企業

サイバーセキュリティ業界大手1社

4月 留学中止の連絡
5月 急遽就活スタート
自己分析
6,7月 サマーに応募するも振るわず
7末~8月 Webテスト対策
OB訪問
9,10月 キャリモモ入会
秋インターン参加
長期インターン開始
11,12月 インターン経由の選考&対策
1月 内定

留学中止から急遽就活モードへ

Mさん

5月末から留学に行く予定だったのですが、コロナの影響で中止になってしまい、そこから焦って就活を始めました。

キャリオン

留学中止は残念です…。混乱の中、就活に舵を切ったとのことですが、最初に何をしましたか?

Mさん

ひたすら人に聞く、ということを繰り返していました。本当にわからないことばかりでしたので、先輩に就活の概要を教えてもらいました。とにかく情報を得ようと動いていました。

キャリオン

留学モードから急に就活モードへと切り替えるのは大変だったと思いますが、苦労されたことはありますか?

Mさん

やはりESの書き方やWebテストの対策方法がわからなかったことです。ここでかなり躓いてしまい、サマーインターンは希望の会社に行くことが出来ませんでした。

キャリオン

なるほど、最初の関門ですね。この反省を活かしてES対策やWebテスト対策を入念に行ったということですか?

Mさん

そうです。特にテストが苦手だったので、毎日コツコツと頑張りました。あとはOB訪問をしていました。自分に合った仕事のイメージが湧かなかったので、業界問わずOB訪問をして話を聞いていました。7末~8月は基礎固めの時間でしたね。

サイバーセキュリティ業界とは?

キャリオン

ここでIT業界、ひいてはサイバーセキュリティ業界への興味が湧いたということでしょうか?

Mさん

そうですね~。厳密に言うと5,6月に行った自己分析でぼんやりとITという選択肢は浮かんでいました。業界研究を重ねる中で、サイバーセキュリティというITの中でも作る側ではなく守る側の業界を知って興味が湧きました。内定先にもそのタイミングで出会い、軸も社風もバッチリ当てはまったので第1志望になりました笑。

キャリオン

ほう、なんで守る側に?

Mさん

デジタル化が進み、様々な情報がインターネット上で繋がる事で情報漏洩や乗っ取りなどのリスクが増えるため、これからの世の中において必要とされる可能性が高いと感じたからです。例えば、コネクテッドカーが乗っ取られてしまったら簡単に事故を起こすことが出来ますし、工場の製造に関わる秘密要項が漏洩したら、企業が経営危機に陥ってしまうことなどが考えられます。特にリスクを恐れる日本は、安全・安心がないとデジタル化は進まないと感じています。

Mさん

また、自分が興味関心を持つ課題の共通点が「豊かさの弊害」だったからです。ゴミ問題、経済格差、環境問題など、何かが豊かになる一方で発生する諸問題に対して課題意識を持っていました。そこで、ITが発達することで生まれる詐欺や情報漏洩などを防ぐことに興味が湧きました。

キャリオン

なるほど。作る側の発展ありきでデジタル化を見ていましたが、守る側の視点も無いとそれは望めないということですね。

軸を定めることの大切さ

キャリオン

少し戻りますが軸というのは、どういったものをお持ちでしたか?

Mさん

本音でお話しすると、総合職・全国転勤なし・激務なし、でした笑。

キャリオン

ベンチャーも当てはまりそうですが、受けなかったのはなぜですか?

Mさん

なるべく大手に行きたかったからです笑。でも大手すぎると全国転勤があるので、大手の中でも全国転勤のないところを狙っていました。ここまで条件を絞ると、自ずと企業も絞られてくるので、そこに向かって全力で対策をしていました。

キャリオン

では11月の選考は本命企業を狙い撃ちしたという感じなんですね。具体的にどのような対策を行っていましたか?

Mさん

GD選考があったので、GD練習をしていました。具体的には企業がやっているGDイベントに参加していましたね。学生が集められて1日に10回ほどGDを行うイベントです。1回ごとに違う企業の人事が来てくれてフィードバックをしてくれるんです。知らない人とGDをやることで本番のような緊張感が持てますし、人事が見ている中でどうやってアピールするかを戦略的に考えることが出来ました。これでだいぶ経験を積めたと思っています。

キャリオン

そんなイベントがあるのですね!1日10回はなかなかハードですね。

Mさん

GDはそちらで対策して、面接練習はキャリモモの皆や大学の先輩に手伝ってもらいました。無事内定が取れたのも、色んな人のお陰です。

キャリオン

1人で就活を行うには限度がありますよね。他にも上手くいった要因を挙げるならば、何ですか?

Mさん

軸を具体的に決めたことです。先ほど述べた条件でかなり企業が絞れたので、集中的に対策を練られたのが良かったと思います。

キャリオン

なるほど。では、内定貰った瞬間に就活も終わり!という感じでしょうか?

Mさん

実はそれでも迷うことはありました笑。企業に求める条件としては希望通りなのですが、職種の迷いが生じていました。

キャリオン

職種ですか。どんな迷いだったのですか?

Mさん

マーケティング職で内定を頂きましたが、システムエンジニアにも興味が湧いてしまって。内定が出てから1ヶ月は再度自己分析をしていました!結果、やはりマーケティングをやりたいという結論に至ったので、今ではすっきりしています笑。

遠慮の要らないキャリモモでの就活

キャリオン

キャリモモに入ったのは就活の中盤にあたる9月ですね。どういった理由で?

Mさん

焦燥感ですね。サマーが上手くいかなかったので、どうにか挽回したいと思っていました。

キャリオン

キャリモモは挽回の契機になりましたか?

Mさん

なりました!特に壁打ち(キャリモモ内で行われる面接練習のこと)を好きな時間に好きなだけ行えるのはとても良かったです。これまでは先輩の都合を伺いながら頼むことが多かったのですが、ャリモモ生になら「忙しいかな」とか「頼りすぎているかな」などの気を遣わずに頼めました笑。

キャリオン

余計な遠慮はいらない関係って良いですね!

Mさん

そうですね、今年は特にコロナのせいで人との会話も減っていたので、気兼ねなく相談出来る仲間が居たことは、大きな支えでした。特にガクチカの添削では壁打ちが大活躍でした。

キャリオン

ガクチカの添削ですか。ガクチカに関して質問を繰り返すといった作業でしょうか?

Mさん

それももちろんあります。でもメインはガクチカの構成自体の相談でした。留学の経験をガクチカにしようとしていたのですが中止になってしまったので、急遽電話営業の長期インターンを始めました。そのガクチカを壁打ちで一緒に作って貰いました。

就活と並行してのガクチカ作り

キャリオン

なるほど、それは大変な事態ですね。長期インターンはどの時期に行っていたのですか?

Mさん

9月から12月です。就活との両立が大変でしたね…笑。でも結果的には、ビジネスを経験したこと・電話営業という辛い経験を乗り越えられたことが評価されたと思います。やって良かったですね。

キャリオン

働きながら就活もする日常は想像以上に大変だと思います。そのインターンでの業務は、ガクチカにすることを意識した行動を取ることが多かったのか、それとも一生懸命に取り組んでいたらガクチカになり得るものになったか、どちらでしょうか?

Mさん

後者ですね。常に全力で業務に取り組み、その内容を文章にしたら良いガクチカになりました。考えながらやればもっと良くなったかもしれませんが笑。

キャリオン

3年生の秋から始めても、全く問題ないということですね。

Mさん

はい!時期や期間は関係なく、しっかりと取り組んでいれば評価してもらえます!

後輩へのメッセージ

キャリオン

留学中止という想定外の出来事から就活を始めたMさんですが、これをやっておいて良かったということはありますか?

Mさん

自己分析ですね。自分に向いてない仕事や、やりたくない仕事に就いたら幸せになれない未来が待っていると思います。自分が絶対に犠牲にしたくないものを犠牲にしてしまうと、働きながら幸せになるのは難しい。自分の場合は、犠牲にしたくないもの・譲れないものをしっかりと定めることが出来たので、会社探しもスムーズに行きましたし、納得もしています。

キャリオン

何を大事にするか、ですね。それはお金の人もいますし、やりがいである人もいると思います。大事な事を教えてもらいました。

Mさん

あとは目の前のやるべき事にしっかりと向き合い、継続的に取り組むこと!そうすれば結果も付いてくると思いますよ!

キャリオン

これからの人生でも役立ちそうなお言葉でした。本日はありがとうございました!

オマケコーナー:必勝アイテム

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』&『絶対内定』

内定後に行った自己分析の際に役立った本たち。どちらも自己分析に欠かせない本だそうです。付箋の数が、当時の悩みを表していますね。

スポンサーリンク